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邪馬台国発見 第1部「透視について」

第1部では、透視の方法についてマクモニーグル氏がインタビューに答えている

インタビューの要点

★透視ターゲットの属する年代を推測する際のイメージ=「目盛りのついたルーラー」

★まずターゲットの個性、容姿、キャラクターなどが断片的に見え、それらが積み重なってリアルな人間像が形成される。

★ターゲットの内と外からと同時に見ている感じ。痛みや喜び、怒り、悲しみなどの感情は分かることもあるが、心の中に入り込むという感じではない。

 

単行本『謎の邪馬台国を発見』(権藤正勝著)では、マクモニーグル氏に実際に透視を依頼した際の方法が詳しく紹介されている。例えばこんな感じである。

▽「日本の指導者、卑弥呼の墓の場所」と書かれたメモ(透視ターゲット)をマクモニーグル夫人のナンシーさんに渡す。

▽ナンシー夫人がメモを入れた封筒に「ターゲット22807」という認識番号を記入し、マクモニーグル氏に渡す。

▽マクモニーグル氏がターゲット22807の「遠隔透視」を実施。見えたものをイラストや地図に書き、文字による説明を加えて、日本にいる調査チームに送る。

▽地図をもとに調査チームが場所を特定する。

▽マクモニーグル氏の来日調査で現地を確認する。

マクモニーグル氏によると、遠隔透視には事前の準備と一定の環境が必要だそうだ。本人が積極的に何かを透視しようとするのではなく、他者から内容の分からない「ターゲット」を指定されて初めて機能するという。

一方、現地で行う透視は「遠隔透視」ではなく、残留思念を読み取る「サイコメトリー」の一種なのだという。対象に意識を集中することで、断片的に情報を得ることができるものの、複雑なことは分からないという。

著書では、ターゲットに関する夫人とのやりとりは基本的にEメールを使用したこと、封筒は最後まで開封されないことも説明されている。

この方法だと、マクモニーグル氏自身が封筒の中身を見ることはないが、秘書役の夫人は中身を見ていることになる。透視の場に夫人は立ち会わないとされているが、夫人がメモを受け取ってから文献などで調査し、結果をマクモニーグル氏に知らせることは可能かもしれない。

著者もこの点は疑問を持ったようだが、今回のプロジェクトの目的は超能力の真偽を判定することにはないとして不問に付している。

なお、米軍の実験におけるマクモニーグル氏の透視「的中率」は約75%だったそうだ。今回のプロジェクトでも、地図の左右が反転していたケース、具体的な数値の間違いやつじつまの合わない点などがあったことが紹介されている。

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