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邪馬台国発見 プロローグ

「FBI超能力捜査官 ジョー・マクモニーグルが邪馬台国と卑弥呼の透視に挑む」

 

こんな触れ込みの動画がYou Tubeに投稿されたのは2012年のことだった。超能力捜査官? いかにも怪しげだ。一体どんなトンデモ動画なんだろう? マユにツバつけながら見てみたら、なんとなんと、予想に反してこれがとても興味深い内容だった。

簡単に言えば、魏志倭人伝にいう邪馬台国とは、北部九州~山陰を拠点としたヤマト部族と、彼らと敵対していた畿内の部族が手を組んだ連立政権で、「共通の女王」としてヤマト部族出身の卑弥呼を畿内に迎え入れた、というストーリー。

従来の九州説とも畿内説とも矛盾しない内容で、2つの地域に「やまと」の痕跡が残っていることもうなずける。強いて言えば「邪馬台国東遷説」に近いが、移動したのは卑弥呼であって王国そのものではない点が目新しい。しかも、卑弥呼の故郷やその居城のあった場所など、従来の学説でまったく言及されたことのない「新事実」も披露されている。

 

超能力の真偽検証はひとまず脇に置いて、マクモニーグル氏が「透視」という新たなアプローチによって示した仮説を、関連著作や伝承、学説とも照らしながら吟味してみたい。

ジョセフ・W・マクモニーグル氏は、元アメリカ陸軍の軍人。マクモニーグルは陸軍時代、「スターゲート・プロジェクト」と呼ばれた極秘プロジェクトで、遠隔透視を諜報活動に活用する研究に従事していた。

 

彼の行う遠隔透視とは、米国スタンフォード研究所の物理学者ハロルド・パソフが中心となり科学的に開発された透視方法である。 遠隔透視能力は、一定の手順で訓練を積む事で、だれでも発揮できる能力だという。しかし、能力に個人差は大きく、実用可能な能力を発揮できる人物は限られている。 マクモニーグルは、天性の素質をもち合わせ、現在、世界最高の遠隔透視能力者の一人として知られている。

 

そのマクモニーグルが、東京の民間グループ・ニライカナイの依頼を受け、日本古代史上最大のミステリー「邪馬台国と卑弥呼」の遠隔透視に挑戦した。 このDVDビデオは、マクモニ―グルによる二年間にわたる遠隔透視の結果と現地調査の様子をまとめたドキュメンタリーである。 南は奄美大島から、九州、山口、奈良まで、西日本全域を網羅する調査が敢行された。字幕による説明と軽快な音楽によるアップテンポな構成となっている。(DVD紹介より)

邪馬台国発見 [DVD]

ジョー・マクモニーグルのサイキック考古学

ジョー・マクモニーグルのサイキック歴史学 謎の邪馬台国を発見

(ムー・スーパーミステリー・ブックス) 2010/12/8

権藤 正勝 (著)

FBI超能力捜査官として知られるジョー・マクモニーグルが日本の古代史最大の謎とされる邪馬台国の謎に挑戦。女王・卑弥呼の素顔はもちろん、その所在地を完全解明。畿内説と九州説に分かれ、江戸時代から続く論争に、ついに終止符を打つ。

アメリカ軍の極秘サイキック組織「スターゲート・プロジェクト」のメンバーであり、FBI超能力捜査官として知られるジョー・マクモニーグルが、歴史の謎にリモート・ビューイングで挑む。第1弾は江戸時代から論争が続く邪馬台国を透視。都があった場所をピンポイントで特定するとともに、女王・卑弥呼の素顔に迫る。超能力で浮かび上がった卑弥呼の墓と邪馬台国の意外な事実を完全公開する。(書籍紹介より)

月刊ムー328号(2008年3月号)
単行本とほぼ同じ内容

電子書籍


邪馬台国発見 前編
Kindle版

権藤正勝 (著)

単行本に加筆修正されている。


邪馬台国発見 後編 Kindle版
権藤正勝 (著)


卑弥呼の宿敵「狗奴国」の正体、卑弥呼が魏に遣わした「難升米」の実像、神武天皇の実在のモデルなど、新たな透視結果が追加されている

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